南禅寺写経会のご案内
南禅寺写経会に来会の方は以下についてご協力をお願いいたします。
①マスクの着用をお願いいたします。
②発熱や風邪の症状がある方は参加をお控えください。
南禅寺の写経会は昭和50年10月15日、南禅寺の開基亀山法皇様のご崩御の日[嘉元3年(1305)9月15日]に因んで法皇ゆかりの南禅院を道場として始まりました。
それから今日まで、毎月15日に開催しています。
下の詩は、始まってから10年目の昭和60年に投稿されたものです。
写 経
南禅寺に写経に行く。
老いた母親と一緒に写経に行く。
今日は、連休なのに
あいにく雨がふっている
観光客は、ついてないと言っている。
お堂は、暗く線香のにおいに満ちていた。
色即是空 空即是色
雨にぬれた遠くに見える
五重の塔の屋根が一段と美しい。
観自在菩薩 般若心経
今日は、一段と山門が大きく見える。
先日、過去の記録を調べているときに、偶然この詩に出会いました。新型コロナウイルス禍の下、なにかザラザラしていた心にポット灯りがともったようでホッとしました。
なかなか来られない方のためにも「おうちで写経」は継続させていただきますので、どうぞそれぞれの形でご参加ください。
(南禅寺写経会担当 信徒部長)